染、色備忘録①

染、色に対するクソデカ感情

加藤さんの全てが大好きだけど、その中でも特に頭の中が大好きで。脳みそ担な私。

昨年染、色が決まった時点で、絶対逃せないと思った。

Aぇ! groupのことも元々知ってはいて、Aぇ風とか楽しく見ていて。

その頃は正門担にはなっていなかったけど、「加藤さんに似て思慮深い子」とスタッフさんに勧められた話を聞いて、改めて正門くんのことを調べると沼しか感じなくて。

でも、染、色出の正門担になりたかったから、染、色を観て落ちる準備をしていて←

それがまさかのコロナによって中止。その時の正門くんの動画での真摯な姿に胸を打たれ、我慢できずに正門担になり。

 

尚更、「染、色」が諦められなくなった。

自担の初脚本作品と自担の初単独主演が同じ舞台だなんて、そんな奇跡もう一生ないから。

そこからずーっと染、色の亡霊をしていて。

何回言ったか分からない「染、色」が観たいって。

 

そんな中、昨年末、起きたら世界が変わっていた。

染、色復活上演の文字

朝からボロボロに泣いて、ネットニュース全部読み込んで、ずっと震えてて。

まだ夢の中なんじゃないかと思った。

 

夢じゃないと分かってからは、当落に震える日々も始まった。

なんで去年当たった権利残しといてくれないの!!って暴動起こしそうにもなった←

しかも当落日はSTORY城ホの日。情緒死ぬかと思った()

なんとか無事に行きたい公演を確保することができて。

 

そこから、染、色に関する情報はできる限り逃さないように、加藤さんのも正門くんのも雑誌はほぼ全て読んだし、レイナちゃんのもチェックした。

瀬戸山さんをはじめ、スタッフさんやキャストさんのツイッターもチェックして。

 

 

情報見れば見るほどわかんねー!!!

 

 

ってなった(笑)

「かなり原作と変わっている」というのは分かった。

なんなら加藤さん本人が「原作ファンは怒るかも笑」って言っていたし。

でもじゃあなんで杏奈だけ名前変わらなかったんだろうとか。

杏奈と美優の苗字ってキーになってたけどどうなるの?とか。

まずまず深馬って苗字?名前?とか。

情報が出る程に頭抱えて(笑)

 

ただ、今回は"原作者と脚本家が同じ"という最大の安心材料があったのが救いだった。

だから、どれだけ違う話だったとしても、それは新たな「加藤シゲアキ作品」として受け止められるだろうと。

 

で、実際に観た結果。

確かにめちゃめちゃ変わってる。

けど

大事になシーン、染色の良さもしっかり残っていて、その上で新しい"染色"が、"染、色"が広がっていた。

 

こんなのずるいよ。解釈違いが起きないどころか、大好きな作品の新たな一面を、原作者が見せてくれるんだもん。

「この脚本誰書いたの天才〜〜〜」

なんて次元じゃねぇ。そんなテンションにはなれねぇ。

 

そして今回観た上で感じたのは、加藤さんが脚本で良かったのが大前提で、その脚本を愛して、真正面から受け止めて創り上げてくださった瀬戸山さんやキャストの皆さんの力も凄く大きかったということ。

加藤さん自身、「自分が演出したら広がりが生まれにくくなる」と言っていて。

確かにそうだなと思った。

加藤さんが出演したり、演出をしていたら、それはそれで面白い作品になっていたと思うし、私は大好きになった自信があるけど、"理解されにくい作品"になっただろうなとも感じた。

 

瀬戸山さん演出だから、ここまで綺麗に表現され、具現化されたんだろうと。

そしてキャストさんもこれ以上はなかったなと。

深馬を演じられるのは正門くんしかいないと思ったし、透子ちゃんの真未も他の人では想像できない。

もちろん、松島くんの北見も、小日向くんの原田も、レイナちゃんの杏奈も、岡田さんの滝川先生も。

 

それぞれのキャストさんについては、また記事を分けて書きたい。

まずは、私的な解釈を、初日だけ観た上での解釈、感想をこの後残します。